御利用ありがとうございます。

  ひゅうさん、KS4_TOOLをお使いいただきまして。

  ＧＳ規格のローダが主要マシンで完備しているなら、新しいＧＳ規格で
作成するのが本筋なのですが、現状では、ＫｉＳＳ愛好者も多い６８Ｋの
ローダが２．２４規格準拠版らしいのです。また、最近ユーザの増えてい
るＭａｃも２．２４版までのようです。
  したがって、レベルがＧＳ１で済むなら、２．２４規格で作成された方
がより多くの人に見てもらえる可能性が高いことになる訳です。データサ
イズに関しては、オフセットで小さくなる分と、データヘッダで大きくな
る分で、どちらも全体的に見ると大差ないでしょう。ＧＳ１規格のデータ
は、そのままマルチパレット方式による２５６色に拡張できる利点がある
程度です。
  データの互換性とローダの規格の問題は難しいことだと思います。デー
タが無ければ高い規格に対応したローダが出てきませんし、ローダが無け
ればデータが出てきません。この点から言うと、表示できない人が出るの
を覚悟の上ならば、ＧＳ規格で作成するべきなのかもしれません。ＤＯＣ
の中の記述は、一般の人向けの妥当な所を書いた物なので。

  セルのサイズについても、KS4_TOOLのプログラムは、本当は生成できる
セルのサイズに制限は無いのですが、大きな画面を表示できないケースが
多いので、640*400 に自主規制しているのです。この制限は、窓版がスク
ロール表示をサポートするようになりましたし、９８のスクロール表示版
も近々正式リリースされるでしょうから、そうなると多少緩和しようと思
っています。


  ローダについては、今、ＧＳ対応で出ているのはＧＳ２以上の物ですね。
６８Ｋでは２５６色で苦労しているようですね。まず、暫定的にＧＳ１相
当の版が出ても良いと思います。ＡＴ互換機版も、ＳＶＧＡの高解像度画
面が使えるようになって欲しいですね。窓版も、２５６色表示ができない
機種がある事を考えると、ＧＳ１相当なら１６色窓でも使えるようになっ
て欲しいと思っています。

		実は、今、掟やぶりの巨大ＫｉＳＳを作っています。
					ＭＡＲＳ