標準体型、私はこう思う

それって、モロに２５６色化の時に考えてたことです。
単に色数増やすだけでは芸がないなぁ〜って。
そこで、パレット分割を基本とする２５６色化フォーマット
KISS/GS ができました。

メリットをちょっと挙げてみると次の通りです。

　・複数の人で制作が出来る
　・全く服だけ作る人もＯＫ
　・他のデータの流用も可能
　・１６色エディタで２５６色データが作成可能（但し、１セル１６色以内）

当然、機能は近々リリース予定の新ＫＩＳＳに盛り込まれています。

技術的（ハード面）にはほぼ実現に向けて動いており、あとは利用する側
（ソフト面）の問題です。

これらの機能を生かすには、やはり標準体型を考えねばなりません。
ただそれにより楽しいことはあっても、つまらなくなることは少ないと思います。

標準体型を無理に１つにする必要はないです。既製服にサイズがあるように、
サイズがいくつあってもよいし、ポーズもいくつあってもよいでしょう。
その中から合ったのを選べばよいのです。
体型の制約はデメリットになるかもしれませんが、本体を作るだけで
たくさんの服を着せてあげられるという大きなメリットがあります。

別に標準体型があるからって使わなければいけない訳ではなく、独自の体型の
方がよい場合は、勿論それで作るべきです。

物事にはいい面と悪い面は必ずあります。ホントに既製服と特注服に例えると
いいみたいです。特注服の方が一般的にはよさそうですが、既製服をうまく
着こなすセンスのよい人もいっぱいいると思います。要は、どちらにも偏らない
ことです。こうだと、決めつけない方がいいです。多様性を許容できれば
できるほと、文化は大きく花開くものだと信じています。

体型の制約もデメリットばかりではないと思います。ポーズを考えるのが
苦手な人にはかえってメリットかも。別に、ポーズが苦手でもいい作品は
できるでしょう。あっ、さらに分業が進んで、マネキンみたいなので標準
体型だけを作る人もいたっていいじゃないですか。それは、それで、大変
素晴らしいことです。

こうして考えると、ＫＩＳＳ標準体型、結構いけると思いませんか。
とりあえずここで第１号を産み出すのもいいかもね。

                               --- MIO.H ---