129kis00001輪違聡司 1994/06/30 10:21:23 前へ 後へ 上へ

オダカズの話。

127へのコメント

 でわ、「姫ちゃん」単行本化にあたって削られてしまったキャラクター、織田
くんについてちょいと説明^^;

 本名織田和也。風立市の隣町にある立原中学の2年生。
 通称オダカズ(姫ちゃん曰く)
 りぼん93年5月号に於いて登場(8巻P51よりの話)。
 小説家・野々原花子女史のファンであり、女史の小説「或る廃屋の謎」を読み、
撮影現場を見学に来て、そこで姫ちゃんと接触する。。
 どうも小説のモデルとなった例の廃屋に興味を持っているらしい。

 荒らされていた廃屋の中で織田の本を発見した姫ちゃんは、花子女史に変身し、
織田に会いに行き、彼に話を聞く。
 織田曰く、「あの廃屋には何か秘密がある」と………

 風立一中で撮影が行われる日。この日は花子女史も撮影に立ち会っていたのだが、
そこに織田が見学に現れる。
 花子女史は本当は織田に会っていないため、この二人が会うと不都合が生じると
考えた姫ちゃんは、有坂に織田の足止めを頼む一方、自らは織田に変身して花子女
史に会って布石を作っておく。

 ところが運悪く姫ちゃんは、織田に変身したところを織田本人に見られてしまい
(姫ちゃんは気付いていない)、織田は小説の内容(異世界に自分と同じ顔の人間
がいて云々…という話なのね(笑))と自分の直面している状況が酷似していること
に気付き、異世界が存在する、そしてあの廃屋にそこに通じる道があるに違いない
と考えるようになる。

 その一方で姫ちゃんと大地は、以前から気になっていた開かずの間を開けようと
するわけだが………(このあたりは単行本にも収録されているところ。)

 呪文の間違いに気付き、姫ちゃん達が開かずの間を開けたとき、織田もなにかを
直感して(笑)ちょうどその場にやってくるわけですね。

 そして彼は魔法界を見てしまう。……以後消息不明(笑)

 とまぁおおむねこんなところかな^^; わかりました?
 最後の所は、織田君の役回りが単行本ではひかるちゃんに変わっている訳ですね。

 まぁ、正直言って、織田君ってかなり不自然なキャラクターって気がします。
 最後は結局消えちゃってるし(笑) どー見たって失敗キャラなのよね^^;;
 単行本は織田君を消して再構成したことで流れがスムーズになっていますし、
ひかるちゃん達の見せ場も増えて、かなり納得のいくものになっています。


                              わちがいそうじ。

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